日本のヤドカリ映画が短編コンペに出場!
第63回ベルリン国際映画祭
第63回ベルリン国際映画祭に参加する短編映画が発表された。20か国からの27作品が、短編部門の金熊賞、銀熊賞をかけて競い合う。日本からも3作品が参加する。
日本からの短編部門参加作品は、ツタニ・マサヒロ監督『ビトウィーン・レギュラリティ・アンド・イレギュラリティ(英題) / Between Regularity and Irregularity』、仲本拡史監督『無言の乗客 / The Silent Passenger』、川本直人監督『ウズシオ -セト・カレント-(英題) / UZUSHIO -Seto Current-』の3本となる。
仲本監督は、東京藝術大学大学院、映像研究科メディア映像専攻の院生。部屋に放たれたヤドカリを撮った『無言の乗客 / The Silent Passenger』は、身近な動物をわかり合うことのできない他者として撮影した「動物SFシリーズ」の中の1作となる。また、昨年の『渦潮』に続く連続参加となる川本監督も「渦潮」を撮り続けているようだ。現地時間2月16日に受賞結果の発表・授賞式が行われる。
第63回ベルリン国際映画祭は、2月7日から17日まで開催予定。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)