R指定テディベア映画まさかの返り咲き!『テッド』が再びトップ!
映画週末興行成績
今週の動員ランキングは、映画『テッド』が異例の粘り強さを見せ、1位に返り咲いた。公開3週目の土日動員は20万358人、興収が2億9,858万円で、前週比90パーセントの高推移。累計動員は123万5,602人、累計興収16億9,803万2,500円と動員100万人を突破し、配給元は「興収30億円突破も射程圏内」としている。現在も満席の劇場が続出し、さらなる拡大公開も予定しているという。
トム・クルーズ主演の『アウトロー』は初登場2位。2月1日金曜日に全国321スクリーンで公開され、土日で動員18万7,422人、興収2億2,777万4,400円を記録。初日を含めた3日間の動員は27万8,830人、興収3億1,983万4,000円の好スタート。配給元も20億円超えを目標としている。30代以上の映画ファンを中心に、カップルや学生など幅広く集客、年配者から圧倒的な支持を得ており、平日の動員にも期待がかかる。
先週初登場首位だった『ストロベリーナイト』は3位となったが、累計で動員76万6,895人、興収9億4,504万1,700円を記録。4位は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』、公開7週目の『レ・ミゼラブル』は5位キープで興収40億円を突破。公開3週目の『東京家族』は6位で、累計動員98万5,478人、累計興収10億3,765万3,300円と興収10億円を突破した。
宮崎あおい、向井理共演の『きいろいゾウ』は初登場7位。全国236スクリーンの土日2日間の成績は動員6万3,653人、興収8,549万7,630円。公開8週目で8位の『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』は、51日間の累計で、動員546万4,638人、興収66億1,266万7,400円。『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』は9位となった。
AKB48の新作ドキュメンタリー『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』は10位初登場。1日金曜からの全国119館公開で、初日3日間で動員6万8,213人、興収8,780万3,600円を記録。公開4週目の『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』は11位だが、興収10億円を突破している。
今週末は、『脳男』『ゴーストライダー2』『ムーンライズ・キングダム』『恋する歯車』『同じ星の下、それぞれの夜』『奪命金』『モンスターズ・インク 3D』『その後のふたり』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)