NHK「おとうさんといっしょ」のおにいさん&おねえさん&キャラクターがお披露目!
NHK Eテレ(教育)の長寿番組「おかあさんといっしょ」の“お父さん版”ともいうべき新番組「おとうさんといっしょ」の出演者&キャラクター発表会見が6日、NHK放送センターで行われた。4月からBSプレミアムにて放送開始の同番組は、育児に積極的なお父さんたち=「イクメン」を応援し、父と子が「いっしょに遊ぶ」を提案していくものになるという。
新番組のスタートに際して、「おねえさん」や「おにいさん」も新しくオーディションで選ばれた。新「おねえさん」に決まったなおちゃんこと安藤奈保子は、「(「おかあさんといっしょ」は)小さいころから大好きだった番組。出演が決まってスタジオに向かうときにはうれし涙があふれました」とコメント。「子どものころは、家で家族を観客に歌のコンサートを開いていた。この番組を見た子どもたちにも、大きくなって思い出してもらえるような歌のおねえさんになりたい」と抱負を語る。
体操や体を動かす遊びを提案する「おにいさん」のせいやくんこと聖也は、子どもたちにアクロバットを教えていたという経験を生かして、「体を使った遊びの楽しさ、外で遊ぶことの面白さを伝えたい」という。せいやくんは、週末のイクメンたちを応援する新ヒーロー「イチジョウマン7」にも変身。スタジオを飛び出して、お父さんと子どものスキンシップや自然の中での冒険をサポートしていく。
メインキャラクターの「シュッシュ」と「ポッポ」は、番組の中心となる「おはなし レオレオれーるうえい」に登場。どこかの国のターミナル・レオレオ駅を舞台に、元気な男の子「シュッシュ」と空想好きな女の子「ポッポ」、それにお調子者の「パンタン駅長」がヘンテコな騒動を巻き起こしていく。駅舎の中で開かれる「レオ鉄コンサート」も魅力の一つだ。
番組の主任プロデューサー奥富健善は「テレビを見るのも、体を使って遊ぶのも、家族と一緒が楽しいとアピールしたい。同時に育児をしているお父さん同士のネットワーク作りの一助になれば」と新スタートへの抱負を語った。今年54年目を迎える「おかあさんといっしょ」と同様の人気番組となるか注目だ。(取材・岸田智)
「おとうさんといっしょ」は4月7日よりBSプレミアムにて毎週日曜午前8時から8時29分 再放送は毎週土曜午後5時30分から5時59分まで放送
同番組のミニ版「おとうさんといっしょミニ ~レオレオれーるうえい~」は4月6日よりEテレにて毎週土曜午後5時25分から5時30分まで放送