『ゼロ・ダーク・サーティ』のマーク・ストロング、アカデミー賞にがっかり
映画『ゼロ・ダーク・サーティ』のマーク・ストロングは、同映画が物議を醸した内容だったためアカデミー賞の主要部門で賞を一つも獲得できなかったことを今でも残念に思っていると語った。
マークは新作映画『ビトレイヤー』の試写イベントで、「政治的論争のせいで痛手を受けたと思う。僕は今でも最優秀作品だと思っているから残念だよ」とBANG Showbizに語っている。
一方、潜伏状態から出てきた悪名高い犯罪者を追う刑事を描いた映画『ビトレイヤー』でマークはジェームズ・マカヴォイと共演。非常に楽しい撮影だったという。
「ジェームズとは激しく敵対しながらも、協力し合う可能性を残さなければならない間柄を演じたから、とても面白かった。うまくいったよ。僕は引退した犯罪者ジェイコブ・スターンウッドを演じているんだが、最後の仕事でジェームズ演じるマックスのひざを撃って障害を負わせてしまう。3年後、アイスランドで隠居生活を送っている僕に息子から手を貸してほしいとの電話があり、潜伏状態から出てきたところ、聞きつけたマックスが追ってきてロンドンからいたちごっこがスタートする。この映画のすごいところは、普通ならアクション・スリラーを作れない予算で撮影したことだ」とマークは語っている。(BANG Media International)