ガレッジセール・ゴリが生んだヒーローにインタビュー!マスクの下は超イケメン!
開催中の第五回沖縄国際映画祭で上映された地域発信型映画『税金サイボーグ・イトマン』に主演した俳優の舩木壱輝が、沖縄県糸満市で行われた撮影を振り返った。
舩木壱輝出演映画『桃まつりpresents なみだ/MAGMA』場面写真
映画祭初日のオープニングセレモニーでは、糸満市の名物行事「糸満ハーレー」の船の色をモチーフにしたコスチュームでレッドカーペットを自転車に乗って滑走、ちびっ子たちの人気者になっていた舩木。コスチュームを脱ぐと、その下からは端正な顔立ちのハンサムガイが現れる。
5月公開の映画『桃まつりpresents なみだ/MAGMA』では、女優・中原翔子とのきわどいシーンにも挑戦するなど、俳優としても活躍中の舩木だが本作では終始コスチューム姿で一度も素顔を見せることがない。「確かに素顔を見せることはありませんが、全く抵抗はありませんでした。というのも、脚本がとにかく面白くて素晴らしいものだったから。ずっとコスチュームで素顔が出ないことよりも、とにかくこの役を演じたいという気持ちのほうが強かったし。愛着もわきましたね」と笑顔で語る。
ゴリ(ガレッジセール)監督の演出については、「撮影初日はまだ方向性がお互い見えていなくて、よく話し合っていました」というものの「でも一度監督との信頼関係が確立されれば、とてもやりやすかった。ゴリ監督はすごくはっきりしているんです。納得がいかないときはズバッと言ってくれるので、楽しみながら演じることができましたね」と大満足だったようだ。
また本作には数多くの「糸満美人」がヒロインとして登場、劇中ではイトマンが「女性の美しさ」について熱く語るシーンもある。舩木が考える「美人」とはどのような女性なのだろうか? 「もちろん僕も男ですから、おお! たまんねえな~ってなっちゃう瞬間はいっぱいあります。でもやっぱり心が一番大切。女性は、生きざまが行動やしぐさに出るものだと思うんです。一生懸命前向きに生きている女性に魅力を感じますね」。
撮影を振り返り「ゴリ監督がみんなを盛り上げてくれて、最高の現場でした。僕はありがたいことに、『参加して良かった……』と思えるような現場に巡り合えてきている。今後も、そういう風に振り返ることができる現場に出会えればいいと思っています」と語った舩木。「どんな役柄にもニュートラルに挑戦したい」という彼の今後の活躍に期待したい。(編集部・森田真帆)
第五回沖縄国際映画祭は3月30日まで沖縄コンベンションセンターほかにて開催
映画『桃まつりpresents なみだ/MAGMA』は5月11日より渋谷ユーロスペースにて公開