グウィネス・パルトローの子ども用ビキニ販売が「性差別」と問題視
グウィネス・パルトローのライフスタイル・ブログGOOPで子ども用のビキニが販売されていることに児童保護団体が懸念を示している。
グウィネス・パルトロー出演映画『アイアンマン3』写真ギャラリー
E! Newsなど複数のメディアによると、GOOPではメリッサ・オダバッシュがデザインした45ドル(約4,000円)の子ども用のビキニが売られており、金髪の少女がモデルとして写っている。(1ドル90円計算)
しかし、いじめと幼児の性的虐待を防止するために設立されたチャリティー団体Kidscapeは、かわいいと楽観的に考えてはいけないと思っているようだ。「われわれは子どもを性別化することには大反対です。このようなことの危険性は長きにわたって話し合われてきており、いまだに子どもを性別化する商品が販売されていること、セレブが名前を貸していることは残念でしかたありません」とDaily Mail紙にコメントしている。
また、摂食障害の専門家も、子どもたち自身が自分のルックスなどに向けられた批評に対処できない年齢でこのような格好をするのは危険だとRadar Online.comに語り、将来的に自分の体にマイナスイメージを持ち、摂食障害につながるかもしれない服を売ることには反対であると語った。
グウィネス自身は子ども用ビキニには何ら問題はないと感じているそうで、「ツーピースの子ども用水着は何十年も前から存在する」と彼女のスポークスマンは非難を一蹴している。
昨年9月にはエリザベス・ハーレイが8歳から13歳の女の子を対象に大人っぽいビキニを販売し、Kidscapeから不適切だと非難されている。(澤田理沙)