優香、プロポーション維持の極意を伝授!
映画『体脂肪計タニタの社員食堂』で社員食堂のヘルシーメニューを考案する栄養士のヒロインを演じた優香が、特殊メイクでポッチャリ体形に変身した撮影時の苦労話や、昨年発売の水着写真集で話題を集めた自らの実体験を基にプロポーション維持の極意を明かした。
社員食堂のレシピ本が累計520万部を突破し、メニューを再現した「丸の内タニタ食堂」をオープンさせるなど、世に社会現象を巻き起こした健康計測機器メーカー「タニタ」。その実話をベースにした本作で優香が演じたのは、社運を懸けたダイエットプロジェクトに挑むデブ社員たちのために、ヘルシーなメニューを考案する栄養士の菜々子。「菜々子さんはいろんなコンプレックスを抱えていて、すごく一生懸命な女性。自分に近い部分があったので、自然体で演じることができました」と笑顔で語る優香だが、撮影では苦労もあったという。
というのも、かつてはポッチャリ体形だった菜々子の過去を再現するために、シリコンと人工皮膚を使った特殊メイクを施さなければならなかったから。「顔と首と手の特殊メイクで4時間以上かかりました! すごく重くて顔が下に引っ張られちゃうから、上を向いていないとしゃべることができないんです」と苦笑する優香は、同じく特殊メイクでダイエットに臨むデブに変身した浜野謙太・宮崎吐夢・小林きな子・草野イニの名を挙げながら、「皆さんも特殊メイクの重さのせいで、セリフを言うとき顔が上を向いちゃっているんです(笑)」と裏話を暴露。映画を観るときは、こん身の特殊メイクにも注目してほしい。
今回は痩せたい人をサポートする役だったが、昨年水着写真集を発売して話題を集めた優香は、体づくりにも積極的に取り組んでいる。「ダイエットは楽しむことが大事。運動も食事の取り方も、ちゃんと自分で効果を把握してからやると楽しくなる。人から言われたことをやるだけだと続かないかも」と自身のプロポーション維持の極意を明かしながら、「普段から腹筋に力を入れて、肩甲骨を柔らかくすることを意識するといいと思います」と力強くアドバイス。本作を観て優香のアドバイスを実行すれば、誰もがスマート体形になれるはずだ。(取材・文:斉藤由紀子)
映画『体脂肪計タニタの社員食堂』は5月25日より全国公開