松田翔太が月9初主演！美人に弱いトホホな医師役

　俳優の松田翔太が、10月14日にスタートするフジテレビ系ドラマ「海の上の診療所」で月9初主演を果たすことが明らかになった。松田がふんするのは、腕は確かながら美人にめっぽう弱い医師・瀬崎航太。あっちの島で恋に落ちてはこっちの島で愛に散る……という「1話＝1島＝1マドンナ」の基本パターンで展開するドラマで、松田がどんな新境地を開拓するのか期待がかかる。

　本作がモチーフとしているのは、瀬戸内海で約50年前から離島を巡ってきた病院船「済生丸」。病院並みの機能をもった船の上で、医師や看護師たちが共同生活を送るさまを、訪れる島々にまつわるエピソードと風光明媚（めいび）な瀬戸内海の映像と共に描いていく。

　松田が演じるのは、訪れた島々でマドンナに恋をし、彼女の抱えている医療問題を解決するために奔走するも、結局最後はフラれてしまうというトホホな役柄。松田はこの挑戦に「三枚目の医者というファニーな役どころなので、本当に楽しみです」と意欲満々で、「離島での撮影ということもあって、キャストとスタッフのみんなで家族のようになれたらいいな、と思います」と展望を語っている。

　また、松田ふんする航太のパートナーとなる看護師・戸神眞子には武井咲が決定。眞子は、航太のトホホキャラとは真逆といえる、筋が通っていないことが大嫌いで、広島一帯を締めていたレディース上がりともうわさされるコワモテのヒロインだ。武井は「松田翔太さん演じる航太とのやりとりや、二人の間がどのように変化していくのか、まだ見ぬ先々の展開がとても楽しみです」と期待を寄せている。旬の二人が彩る、これまでの医療ドラマとは一線を画すヒューマンラブストーリーに注目したい。（編集部・市川遥）

ドラマ「海の上の診療所」はフジテレビ系にて10月14日午後9時スタート（毎週月曜午後9時から9時54分）