ジブリの「今」を描く映画『夢と狂気の王国』 宮崎駿・鈴木敏夫・高畑勲がそろってほほ笑むビジュアル公開!
国民的アニメーションスタジオ・スタジオジブリの「今」をとらえた映画『夢と狂気の王国』のポスタービジュアルが公開され、宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサー、高畑勲監督がそろってほほ笑む姿が明らかになった。
本作は、新人監督のドキュメンタリーとしては異例の興行収入1億円を突破した映画『エンディングノート』(2011)の砂田麻美監督最新作。同作で数々の映画賞を受賞した手腕で、スタジオジブリの今を描き出す。
このたび公開されたポスターには、石段に仲良く腰掛け、リラックスした雰囲気でほほ笑む宮崎監督と鈴木プロデューサー、そして高畑監督の姿が。また、背景の建物には「原発の電気はいりません」と書かれたメッセージが確認でき、福島原発事故後、自社屋上に「スタジオジブリは原発ぬきの電気で映画をつくりたい」と横断幕を掲げたことや、「NO!原発」を貫いてきたジブリの姿勢を想起させる。
映画の詳細な内容がまだ明かされていないだけに、引退を発表した宮崎監督、鈴木プロデューサー、『かぐや姫の物語』の公開を控える高畑監督がそれぞれ何を語り、どんなストーリーが紡がれるのか、気になるところだ。(編集部・小松芙未)
映画『夢と狂気の王国』は11月16日より全国公開