『トランスフォーマー』香港ロケでまた恐喝トラブル!女性スタッフが被害に
映画『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー ロストエイジ』を撮影中の香港で、同映画のスタッフが恐喝される事件が起きた。同作の香港ロケでは先週、メガホンを取るマイケル・ベイ監督が、やはり金銭を要求してきた男たちに襲われる事件が起きたばかりだ。
映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』フォトギャラリー
The Hollywood Reporterなどが伝えた当局の発表によると、事件が起きたのは現地時間22日の火曜日。同作の女性スタッフが、香港の九龍にあるビルの屋根において撮影のセッティングをしていたところ、4人組の男たちに、場所代を要求するなどの脅迫を受けたという。
女性からの通報を受けた警察は、一味のうち35歳の男を逮捕。残り3人については手配中だといい、組織犯罪を担当する部署が捜査にあたっているという。同作の撮影では、先週マイケル・ベイ監督が、やはり金銭を要求してきた男たちに襲われている。撮影現場において彼らは、エアコン用の部品でベイ監督を強襲。監督は頭に振り下ろされた一撃をかわして犯人から武器を取り上げ、大事にはいたらなかった。
ベイ監督のオフィシャルサイトによると、ロケにあたっては、地元商店などに撮影の影響を考慮した相応の金銭を迷惑料として支払うことがあるが、今回のトラブルは、男たちが法外な額を要求したことが発端だったとのこと。短期間に2度も撮影クルーが危険にさらされたことには、地元でも衝撃が広がっているようだ。(編集部・入倉功一)