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麻生久美子が語る挫折しない方法は、うまく逃げる!?

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本当はアイドル歌手になりたかった!? 麻生久美子
本当はアイドル歌手になりたかった!? 麻生久美子 - (c)シネマトゥデイ/吉岡希鼓斗

 映画『ばしゃ馬さんとビッグマウス』で脚本家の夢を諦められない生真面目な独身女を演じた麻生久美子が、共演した安田章大(関ジャニ∞)とのエピソードや、挫折しそうになったときの対処法を明かした。

映画『ばしゃ馬さんとビッグマウス』フォトギャラリー

 麻生演じるヒロインのみち代は、34歳にしてまったく芽が出ない脚本家の卵。そんな彼女が、安田演じる自信満々な脚本家志望の青年・天童と出会ったことから、それぞれの人生が変化していく。劇中で安田との軽妙な掛け合いを繰り広げた麻生は、「初日から安田さんとのシーンが多くて緊張していたんですけど、本番前に彼がいろいろと話し掛けてくれたので、すぐに緊張が解けて距離が縮まりました」と撮影を振り返る。

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 天童は空気を読まないビッグマウス男だが、麻生いわく実際の安田はまったく逆で、「冷静に周りを見ながら気を使うのに、気を使っていることを出さない賢い方」と大絶賛。そして「そんな安田さんが天童を演じたからこそ、かわいらしさや憎み切れない感じが出ていたんだと思います」と分析する。そう言う麻生自身も非常にクレバーな女性。二人の相性がいいのも納得だ。

 本作で夢を諦めることのつらさをリアルに表現してみせた麻生は、子どもの頃からアイドル歌手になるのが夢だったという。結果としてそれはかなわなかったのだが、「諦めたのではなく、『わたしにはお芝居のほうが向いている』って考えるようにしたんです。本当はアイドル歌手に未練があったんだけど、こっちで良かったんだと思うことで、挫折感からうまく逃げてきたような気がします」とアッパレなポジティブシンキングぶりを打ち明ける。

 誰もが一度は感じたことのある夢と現実とのギャップ。それを、「過去に後悔や失敗があっても、『今が一番良いはずだ』と自分に言い聞かせる」という目からウロコの対処法で回避してきた麻生。彼女を見習えば、何があろうとも人生を前向きに進んで行けそうだ。(取材・文:斉藤由紀子)

映画『ばしゃ馬さんとビッグマウス』は全国公開中

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