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渋さ知らズ出演作、ローマ映画祭で観客賞受賞!

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映画初主演作が審査員特別賞を受賞した渡部“玄界灘”真一
映画初主演作が審査員特別賞を受賞した渡部“玄界灘”真一

 フリージャズオーケストラバンド・渋さ知らズが出演しているロシア映画『バーミンガムのオーナメント2』が、今月17日まで開催されていた第8回ローマ国際映画祭の「CinemaXXI」コンペティション部門で、審査員特別賞を受賞した。

 同作は、渋さ知らズのフロントマンを務める渡部“玄界灘”真一の初主演映画。2011年にベネチア国際映画祭で上映された『バーミンガム・オーナメント(原題) / Birmingham Ornament』の続編となる実験作で、サムライや詩人が登場し、1930年代のロシアを舞台にしたエピソードなどで構成されている。渋さ知らズは同作に楽曲提供ならびに出演をしている。日本公開は未定。

 実験的な作品が集まる「CinemaXXI」部門での審査員特別賞受賞という快挙に、主演の渡部は「もともと映画監督になりたくてこの世界に入ったのに、初めてエンドロールに名前が出たのが、キャストのしかも一番最初だったのを観たときは不思議な感覚でしたがやはりうれしかった」と感慨深げ。「20年たっていつの間にかバンドマンになっていました。今後はこれをきっかけに映画の仕事もできたら最高です」と映画界への本格進出に意欲を見せた。

 2006年にスタートしたローマ国際映画祭は歴史こそ浅いものの、ローマ市の全面バックアップを受け、大物スターがゲストとして登場するなど、近年注目を浴びている映画祭。今年は日本から生田斗真主演・三池崇史監督の映画『土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI』と、前田敦子主演・黒沢清監督の映画『Seventh Code』がコンペティション部門に出品され、『Seventh Code』が最優秀監督賞と最優秀技術貢献賞の2冠に輝いている。(編集部・福田麗)

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