玉木宏、異性と理想の出会いは日常な場所がいい!
俳優の玉木宏が23日、東京駅を舞台に6つの愛を描くラブストーリー映画『すべては君に逢えたから』の公開記念舞台あいさつに出席し、異性との理想の出会い方を明かした。ほかに高梨臨、木村文乃、東出昌大、時任三郎、大塚寧々、山崎竜太郎、倍賞千恵子、本木克英監督も出席した。
恋愛映画にちなんで異性との理想的な出会いのシチュエーションを聞かれると、玉木は「僕は理想が高いというよりも、日常的な場所で出会いたいな」と特別なシチュエーションよりも普段の生活の中に出会いを求めていると告白。「『よくここで顔を合わせるな』とか、自然に会話が生まれるのが理想です」と落ち着いた口調で語り、会場の女性ファンをうっとりさせていた。
群像ラブロマンスの1編「イヴの恋人」で、言い寄ってくる女性を全て疑ってしまうウェブデザイン会社の社長・黒田和樹を演じた玉木。愛していた人を失った直後の佐々木玲子(高梨)と偶然出会う内容で、玉木は「少ない時間の中で自分たちのバックグラウンドをしっかり考えて臨まないといけなかったのが難しかった。もっと演じていたかったです」と名残惜しそうに振り返った。
一方、連続テレビ小説「ごちそうさん」の演技も好評な若手イケメン俳優の東出は劇中、ロマンチックなプロポーズにも挑戦。「もともと人混みが苦手なので、恥ずかしだろうなと思って」と初々しく撮影前の緊張を語るも、「やったら意外と自分たちの世界に入れました」と報告。「ああいうのもロマンチックでいいなと思いましたし、自分だったら旅行先とかで非日常の力に任せて結婚へいければいいな」と、やや草食男子っぽい一面も明かしていた。
同作は東京版『ラブ・アクチュアリー』ともいえる群像ラブロマンス。2014年に開業100周年を迎える東京駅を舞台に、クリスマスを間近に控えた男女10人が織り成す恋模様を描く。監督を『釣りバカ日誌』『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズの本木克英が務め、それぞれの愛を紡ぐ6つのエピソードが交錯していく。(中村好伸)
映画『すべては君に逢えたから』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中