三谷幸喜、安倍首相の鑑賞に感激!オバマにもラブコール
映画『清須会議』の大ヒット御礼舞台あいさつが27日、都内で行われ、三谷幸喜監督、役所広司、大泉洋が登壇した。先日、安倍晋三首相が本作を鑑賞したことを新聞で知ったという三谷監督は、「お母様と来てくださったそうです。本当にうれしいです」と感激の表情。「でも、オバマさんはまだ来ていないみたいです。来たら教えてください」とオバマ米大統領にラブコールを送った。
昨日までに160万人の観客動員数を記録し、興行収入も19億円を突破した本作。三谷監督は「初の時代劇で、しかも今までとは少しタッチが違う作品。ヒットするかどうか心配だった」と公開までの不安を告白し「それがこんなにたくさんのお客さんに来ていただいて本当にうれしい」と大ヒットに笑顔を見せた。
その三谷監督が、安倍首相が本作を鑑賞していたことについて触れると、隣で聞いていた大泉と役所も驚きを隠せず。大泉が「この映画を観ることが国策なのかもしれませんね」と興奮気味に話せば、役所も「ということは動員数160万人の中に安倍総理も入っているんですね」と目を丸くしていた。
また、公開前に「もしこの映画が今年の邦画実写ナンバーワンになったら役所と大泉の3人で踊る」と公約していた三谷監督は、「現実味を帯びてきた。僕らは踊らないといけない」とコメント。大泉が「役所さんが本格的に踊るのは『Shall we ダンス?』以来ですね」と冗談交じりに語ると、役所もまんざらでもない様子で、三谷監督の「1位になったらこれをみんなで一晩踊ります」という指揮のもと、3人仲良くダンスを披露していた。
本作は、本能寺の変で織田信長が亡くなった後、織田家後継者と領地配分を決めるため、柴田勝家や羽柴秀吉らが一堂に会した清須会議の全容を描く群像劇。この日は大ヒットを祝し、3人の似顔絵が描かれた特製ケーキも用意された。(取材・文 名鹿祥史)
映画『清須会議』は公開中