J・J・エイブラムス、新『スター・ウォーズ』のイギリス製作は気が進まなかった…本音明かす
アメリカ人監督のJ・J・エイブラムスが、映画『スター・ウォーズ:エピソードVII(原題) / Star Wars: Episode VII』の製作をイギリスで行うのは初めは気が進まなかったとTotalFilm.comに明かした。同作は2015年12月18日の全米公開を目指し、2014年春からイギリス・ロンドンのパインウッド・スタジオで撮影が始まる予定となっている。
エイブラムス監督作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』写真ギャラリー
エイブラムス監督はロンドンでの撮影について「それは僕が常にやりたいと思ってきたことだったけど、ものすごく迷ったよ。だって今抱えているプロジェクトは全てロサンゼルスで進めているものだし」とコメント。
ロサンゼルスで多くの作品を手掛けていることに加え、イギリスでの製作を嫌だと思った理由については「家族と離れ離れになる」という部分が大きかったようだ。「イギリスのクルーと働くことを常々夢見てきた。もちろんこの夢は結婚して家庭を持つ前の話で、愛する家族ができたら、それがどのくらいの期間であっても海外で映画を製作するということはかなり難しいものになるんだよ」と説明している。
愛妻家として知られるエイブラムス監督。映画『スター・トレック』シリーズで主役にクリス・パインを選んだのは、妻に「クリスと会ってみなさいよ」と言われたことがきっかけだったといい、さらにエイブラムス監督作品の特徴といえる過剰なレンズフレア(強い光の漏れ)についても、妻から「(レンズフレアが多すぎて)劇中で何が起きているのかわからない」と指摘されてやりすぎていたことに気付かされたと明かしていた。二人は3人の子どもに恵まれている。(編集部・市川遥)