ジブリ最新作『かぐや姫の物語』が首位!2日で2億円突破!
映画週末興行成績
興行通信社が25日に発表した全国映画動員ランキングでは、高畑勲監督が14年ぶりに手掛けたスタジオジブリ最新作『かぐや姫の物語』が初登場1位を獲得。23日に全国456スクリーンで公開され、土日2日間で動員22万2,822人、興行収入2億8,425万2,550円を記録する大ヒットスタートとなった。
客層の男女比は46対54でやや女性が多め。年齢別では20代が23.6パーセント、40代が20.9パーセント、30代が17.3パーセント、50代が13.1パーセントと続く。鑑賞動機は「ジブリ作品だから」が72.2パーセント(複数回答可)、「高畑勲作品だから」が32パーセントを占めた。
2週連続首位を獲得していた『清須会議』は公開3週目にして2位にランクダウン。累計成績は動員149万5,946人、興収18億1,638万4,850円を記録した。3位の『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』は公開4週目で累計動員173万2,088人、累計興収21億6,433万4,950円を突破。29日から後編も公開予定で、相乗効果による伸びが期待される。公開5週目の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』は4位をキープ。累計動員121万391人、累計興収16億7,715万9,700円を記録した。
『悪の法則』は5位。『映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!? 未来につなぐ希望のドレス』は6位。そして7位には人気ゲームの劇場版アニメ『PERSONA3 THE MOVIE -#1 Spring of Birth-』が初登場。全国26スクリーンの小規模公開ながら、土日2日間で動員3万9,963人、興収6,091万2,300円を記録。1スクリーン当たりの興収は234万2,781円とダントツ。メイン館の新宿バルト9では満席の回が続出しており、年齢層は10~30代が中心だ。
玉木宏、高梨臨らが共演する『すべては君に逢えたから』が8位に初登場。全国278スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員3万9,479人、興収5,187万5,300円を記録。『くじけないで』は9位。公開7週目の『陽だまりの彼女』は10位。累計動員139万859人、累計興収16億8,740万3,800円を記録した。『劇場版BAD BOYS J-最後に守るもの-』は11位にランクダウンした。
今週末は『キャプテン・フィリップス』『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇』『REDリターンズ』『グリフィン家のウエディングノート』『あさひるばん』『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』『ザ・コール [緊急通報指令室]』『潜伏 SENPUKU』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)