『るろうに剣心』蒼紫&翁のビジュアルが公開!伊勢谷友介&田中泯の徹底した役づくり
和月伸宏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』より、伊勢谷友介演じる四乃森蒼紫、田中泯演じる翁こと柏崎念至のビジュアルが公開された。これらのキャラクターは本作の中で重要な位置を占める、幕末に王城江戸城を影で守り抜いた「隠密御庭番衆」であり、その壮絶なアクションシーンが一つの見どころとなっている。
蒼紫を演じる伊勢谷は、本作の大友啓史監督とはテレビドラマ「白洲次郎」「龍馬伝」でタッグを組んでおり、これが3度目の大友組参戦。一方、ダンサーとして活躍する田中も「龍馬伝」に吉田東洋役で出演しており、大友組はなじみの場。監督の演出を知り尽くした二人だからこその演技にも期待が懸かる。
伊勢谷演じる蒼紫は、元・将軍直属の隠密「江戸城御庭番衆」最後の頭という設定で、原作でもとりわけ人気の高いキャラクター。翁はその「江戸城御庭番衆」中でもかつて御庭番衆最恐と恐れられており、新旧御庭番の二人は己の信じるもののために刃を交わすことになる。
本作のアクションシーンは、評判の高かった前作よりもさらにパワーアップ。そのため『あしたのジョー』で過酷なトレーニングを経験した伊勢谷ですら、「撮影が続く中で足が動かなくなることもあり、悔しい思いをしながら撮影を進めています。アクションチームは目指すところが高いので追いつくので精いっぱい」と弱音。大友監督が「史上最強の68歳」と絶賛する田中も「もう少しすると動かなくなると思うので必死に戦っている状況」と本作でキャリア最高のアクションを見せるために奮闘している。
すでに新キャラクターでは、神木隆之介の瀬田宗次郎のビジュアルが公開されて好評を博しているが、今回公開された蒼紫と翁のビジュアルもそれに負けず劣らずの出来栄え。原作ファンの間でも人気の高い「京都編」をベースに、実写映画版完結編となる2部作がいったいどんな仕上がりになるのか。楽しみにしているファンも多いに違いない。(編集部・福田麗)
映画『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』は2014年夏、2部作連続公開