ポール・ウォーカーさんの新作映画『アワーズ』が予定通り米公開へ
先月30日に自動車事故で亡くなったポール・ウォーカーさんの新作映画『アワーズ(原題) / Hours』が、追悼の意も込めて予定通りアメリカで公開されることが決まったとThe Hollywood Reporterが報じた。
ポール・ウォーカーさん出演 映画『テイカーズ』写真ギャラリー
同映画は2005年にアメリカ南部に甚大な被害をもたらしたハリケーン・カトリーナをテーマに描いたもの。ポールさんは、陣痛が始まった妻のいる病院へ駆け付ける夫を演じている。同作は赤ちゃんが誕生した瞬間、ハリケーンが街を襲うというストーリー。
「長い話し合いの結果、公開することにしました。これはポールの大作で、全てのコマに彼の姿が映っています」と米配給を担当するパンテリオン・フィルムズのCEOポール・プレスバーガーはコメント。同映画のプロデューサー、ピーター・サフランは「ポールはこの作品を非常に誇りに思っていました。僕らが前進することを望むでしょう」と語っている。
ポールさんは、自分の演技力を生かすことができた本作を観客に観てもらうことを何よりも楽しみにしていたとのこと。映画『アワーズ(原題)』は、アメリカでは都市限定で12月13日から公開される予定。(澤田理沙)