ジブリ新作、来年夏公開 タイトルは『思い出のマーニー』
スタジオジブリの最新作『思い出のマーニー』が来年夏に公開されることが明らかになった。監督は、『借りぐらしのアリエッティ』に続き長編映画監督2作目となる米林宏昌が務める。
原作は、海辺の村の老夫婦に預けられた孤独な少女アンナと、不思議な少女マーニーの出会いを描いたジョーン・G・ロビンソンの同名児童書。宮崎駿監督も著書「本へのとびら-岩波少年文庫を語る」(岩波新書)の中でおすすめの一冊に選んでいた。
脚本は米林監督のほか、『借りぐらしのアリエッティ』の丹羽圭子と『もののけ姫』などで作画監督を務めていた安藤雅司。その他の詳細はまだ明らかになっていないが、宮崎監督引退後のジブリを担うという意味でも米林監督の手腕に期待が掛かる。(編集部・中山雄一朗)
映画『思い出のマーニー』は2014年夏、全国公開