トム・クルーズ、「娘を捨てた」報道をめぐる裁判が決着
昨年夏にケイティ・ホームズと離婚した俳優のトム・クルーズが、「娘のスーリちゃんを捨てた」と報じた出版社を相手取った裁判が決着し、トムと出版社が共同声明を出した。同声明によると、一連の記事はトムの育児放棄を報じたものではないという点で両者は合意したという。
トムは、「娘を捨てた」と報じたLife & Style誌とIn Touch誌の出版元であるBauer Media Groupを相手に、5,000万ドル(約50億円・1ドル100円計算)の支払いを求める名誉毀損訴訟を起こしていたが、現地時間20日、トム側は告訴を却下することで出版社側と合意したことを発表した。
両者は共同で声明を発表。その中では「Life & Style誌とIn Touch誌同様、Bauer Media Groupは、トム・クルーズが娘スーリちゃんとの縁を切り、捨てたということを報じるつもりは全くありませんでした。該当記事がそのように解釈されてしまったことは甚だ遺憾です」と説明されている。5,000万ドルの損害賠償をはじめとするその他の詳細については明かされていない。
Life & Style誌は昨年7月に発売された号で、「トム・クルーズが娘スーリを捨てた」と題した記事を掲載。同号の表紙にはトムの元妻であるケイティ・ホームズに抱きかかえられ、目に涙を浮かべたスーリの写真が使われていた。(編集部・福田麗)