水嶋ヒロ、3年ぶりの映画主演に号泣!剛力彩芽ら共演者ももらい泣き!
3年ぶりの主演復帰となる俳優の水嶋ヒロが18日、新宿ピカデリーにて行われた映画『黒執事』初日舞台あいさつに登壇した。大谷健太郎監督や剛力彩芽、優香、山本美月ら共演者からねぎらいの言葉をかけられると、水嶋は「皆さんの気持ちを目の当たりにして胸がいっぱいになりました」と号泣。涙ながらに復帰作への熱い思いを語った。
先日行われたジャパンプレミアの際「この勝負に勝ちたい」と宣言した水嶋。その言葉を受けて大谷監督は「3年ぶりの俳優、そしてプロデューサーとして初日を迎えられておめでとう」と語ると、詰め掛けた満員の客に対して「彼を勝たせてあげたい」と熱く訴える。
すると、水嶋の目からは涙がこぼれた。「監督の言葉があまりにもうれしくて……この作品に携わったスタッフ、キャストみんなが、観てくれる人の心に残る作品にしたいと頑張って作ってきました。その思いを目の当たりにしたら……」と水嶋は何とか言葉を紡ごうとしたが、目からはさらに大粒の涙が落ちた。
そんな感極まる水嶋に、共演した剛力は「水嶋さんの復帰作の相手役と聞いていたので、プレッシャーがすごかったのですが、お会いしてそんな不安が飛びました。人として俳優としてたくさん勉強させていただきました」ともらい泣き。同じく共演した山本は、最初のあいさつの時から「この作品が大好きで。この場に立てたことが嬉しい」と号泣。そんな登壇者に囲まれ、優香は「わたしは泣きません」と言いつつも「水嶋さんの持っている繊細さ、純粋さがお会いして伝わった。みんながこの人のために支えてあげたいと思える人」と感謝の意を述べた。
「この世界に戻るきっかけを作っていただいたプロデューサーの松橋(真三)さんにこの場を借りて感謝したい」と語った水嶋。大谷監督から「自分の人生をかけて作品に取り組む姿勢は僕自身も見習わないといけません。もう1回彼と一緒に仕事がしたい。それは続編でありたいですね」とエールを送られると「頼りない主役ですが、皆さんに支えられてここに立っています。これからも感謝の気持ちを忘れず、人と向き合っていきたいです」と強いまなざしで思いを語った。(磯部正和)
映画『黒執事』は全国公開中