コーエン兄弟最新作の特報公開!主演オスカー・アイザックの見事な歌声&ギターは必聴
1961年のニューヨークを舞台に、成功を夢見るフォークシンガー・ルーウィンの姿を描いたコーエン兄弟最新作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』の特報が公開された。本作は、ボブ・ディランが憧れたミュージシャン、デイヴ・ヴァン・ロンクの回想録を基に、なかなか売れず夢を諦めそうになりながらも、友人たちに助けられながら日々を過ごすルーウィンの1週間をユーモラスにつづった作品だ。
映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』特報
特報で流れているのは、主人公ルーウィン役の俳優オスカー・アイザックが弾き語るメインソング「Fare Thee Well」。ジュリアード音楽院出身という異色の経歴を持つオスカーだけあって、歌とギターの腕前は抜群だ。本編にはオスカーのほか、『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガン、音楽活動だけでなく『TIME/タイム』など俳優としても活躍中のジャスティン・ティンバーレイクら共演者の歌唱シーンもあり、彼らの歌声が本作の魅力の一つとなっていることは疑いようがないだろう。
音楽は『クレイジー・ハート』でアカデミー賞歌曲賞に輝いたT=ボーン・バーネットに加え、キャリーの夫であるイギリス・ロンドン出身の4人組フォークロックバンド、マムフォード&サンズのマーカス・マムフォードが手掛けている。第66回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。(編集部・市川遥)
映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』は2014年初夏、TOHOシネマズシャンテほか全国公開