『ダイ・ハード』監督、11年ぶりにカムバックへ!現在は服役中
映画『ダイ・ハード』などで知られるジョン・マクティアナンが、11年ぶりに映画監督にカムバックすることが明らかになった。マクティアナンは2006年にFBIに虚偽の供述をしたとして逮捕され、現在は懲役刑を受けているため、今回が復帰作となる。
Varietyによると、マクティアナンの復帰作になるのはアクション映画『レッド・スクワッド(原題) / Red Squad』。麻薬取締局の元局員が、アメリカ・メキシコの国境を拠点にする麻薬密売組織のボスと対峙するというストーリーで、脚本は『弾丸チェイサー』のホルヘ・スアレスなどが手掛けた。マクティアナンが今月後半に釈放されるため、撮影はその後、春ごろから行われる予定だ。
マクティアナンは1987年の『シュワルツェネッガー/プレデター』を皮切りに、『ダイ・ハード』『レッド・オクトーバーを追え!』『ラスト・アクション・ヒーロー』といったアクション映画を監督。現時点では、ジョン・トラヴォルタ主演の『閉ざされた森』(2003年)が最後の監督映画となっている。
マクティアナンは、2001年の監督映画『ローラーボール』で一緒に仕事をしたプロデューサーのチャールズ・ローヴェンを盗聴した事件で、FBIに虚偽の証言をしたとして2006年に逮捕。昨年4月よりノースダコタ州の刑務所に収容されている。また、刑確定前の2007年に公開された『ダイ・ハード4.0』ではプロデューサーを務めていた。(編集部・福田麗)