堺雅人、普段は作り笑いが多い
俳優の堺雅人が4日、都内で行われた「キリン のどごし〈生〉新CM発表会」に出席し、アルバイトの思い出などを語った。
劇団東京オレンジ(早稲田劇研)では看板俳優として活躍した堺。当時は生活が苦しかったといい、演劇の傍らアルバイトに精を出していた。「あまりいい思い出がないんです」と懐述すると、「僕はなぜかよくクビになったりしたんです。でもドーナツ店でのアルバイトは楽しかったですね。当時、売れ残ったドーナツをお店からもらって、ドーナツが僕と劇団員の主食のようになっていました」。その後、「もし役者になっていなかったら?」と問われると、「もともと公務員志望。公務員になっていたでしょうね」と笑顔を見せた。
また、CMキャラクターを務める同商品にちなんで「家でもよく飲みます」と酒好きな一面を見せると、「料理もよくしますし、おつまみも自分で作ったり。最近はつまみとして、小さな鍋をよく作りますね。具材は白菜が多いです。今年はずっと白菜ばかり食べていますから、体が白菜でできているんじゃないかと思うほど」とユーモアたっぷりに私生活のエピソードも。
CMでは、お酒を飲みつつ豪快に笑う堺だが、「普段は作り笑いが多いです。撮影で一日中笑っていましたが、ずっと笑っているとだんだん目が死んでくる。仕事とはいえ大変でしたね」と撮影を振り返っていた。堺が出演する「キリン のどごし〈生〉」新CMは5日より放送。(取材・文:名鹿祥史)