1人が死亡、撮影は休止に…グレッグ・オールマンの伝記映画の撮影中に事故
ロックバンド、オールマン・ブラザーズ・バンドのグレッグ・オールマンの伝記映画の撮影中に、列車にはねられ1人が死亡、7人が負傷した。また同作は休止状態に入ることがVarietyによって明らかになった。
現地時間20日、米ジョージア州ウェイン郡のアルタマハ川に架かる橋で約20人が映画『ミッドナイト・ライダー(原題) / Midnight Rider』の撮影をしていたところ、メンフィスからサバナへ向かう貨物車が接近。カメラアシスタントのサラ・エリザベス・ジョーンズさん(27)が列車にはねられ死亡した。また7人の負傷者が病院に搬送されたという。
事件当時、キャストのウィリアム・ハートと監督のランドール・ミラーを含む製作チームは、橋の上にマットレスを置き夢のシーンを撮っていたそう。事故が起きてしまった原因については同地での撮影許可が下りていなかったためではないかとThe Hollywood Reporterなどが報じている。
映画『ミッドナイト・ライダー(原題)』は、2012年に出版されたグレッグの自伝「マイ・クロス・トゥ・ベア(原題) / My Cross to Bear」を映像化する企画で、ウィリアムが主役のグレッグを演じることになっていた。(山口浩太)