マーベルの「ドクター・ストレンジ」映画化、『フッテージ』のスコット・デリクソン監督が新たな候補へ
マーベルが製作準備を進めている「ドクター・ストレンジ」の映画化で、映画『フッテージ』のスコット・デリクソンが監督候補の一人として新たに名前が挙がっていることを、The Hollywood Reporterのライター、ボリス・キットが自らのツイッターで伝えた。
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「ドクター・ストレンジ」は1963年に発表されたマーベルのコミック作品で、大事故に遭い脳外科医としてのキャリアを断たれたドクター・ストレンジが、魔術師としての技を身につけ、スーパーヒーローとして活躍するというストーリー。
これまで、映画『メリダとおそろしの森』のマーク・アンドリュース監督、映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の脚本家ニコライ・アーセル、映画『50/50 フィフティ・フィフティ』のジョナサン・レヴィン監督、SFスリラー『ウェルカム・トゥ・イエスタデイ(原題) / Welcome to Yesterday』のディーン・イスラエリート監督の4人が監督候補に挙がっているとされていたが、マーベルの社長ケヴィン・フェイジは、先月末にIGNの取材で、「多くの人材に会っていることは事実だが、挙がっている具体的な名前は事実ではない」とうわさを否定している。
しかし、ポリス・キットはツイッターで、アンドリュース監督とレヴィン監督、二人の名前が、最終候補者リストに残っていると伝えている。
デリクソン監督は、映画『ヘルレイザー』シリーズの5作目、『ヘルレイザー/ゲート・オブ・インフェルノ』や『エミリー・ローズ』を手掛けてきた。今年は、エリック・バナ主演の映画『デリヴァー・アス・フロム・イヴィル(原題) / Deliver Us from Evil』が、7月に全米公開を控えている。(鯨岡孝子)