キアヌ・リーヴス主演映画がピンチ…撮影開始直前に共演女優が降板&配給会社が撤退
キアヌ・リーヴスが主演するSF映画『パッセンジャーズ(原題) / Passengers』の製作が撮影開始直前に苦境を迎えている。ヒロインを演じる予定だったレイチェル・マクアダムスが降板したことに続き、配給のワインスタイン・カンパニーが撤退。来年4月の全米公開が遅れることは確実となった。
キアヌ主演作は公開延期が続く…『47RONIN』フォトギャラリー
同作は、設備故障で予定より早く宇宙で目覚めてしまったメカニック(キアヌ)が同乗者の女性ジャーナリストと共にさまざまな困難に立ち向かうさまを描いたSF。テレビドラマ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」「ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記」などのブライアン・カークが監督を務め、来月7日にドイツでクランクイン。来年4月3日に全米公開予定だった。
だが、The Hollywood Reporterによると、このタイミングでメインキャストの一人だったレイチェル・マクアダムスが降板。また、昨年のカンヌ国際映画祭で同作の配給権を獲得していたワインスタイン・カンパニーも撤退していたことが明らかになった。レイチェルの降板と配給会社の撤退については、どちらも理由は明確にされていない。
このため、予定通りの撮影開始が絶望的になり、公開スケジュールにも遅れが出ることになった。現在のところ、撮影開始は数週間ほど遅れる見込みだというが、めどは経っていない。
キアヌは、昨年末に公開された主演映画『47RONIN』でも2度の公開延期を強いられており、災難が続いている。(編集部・福田麗)