パリ・オペラ座バレエ団のエトワール、感激の来日! 日本は第2の故郷!
パリ・オペラ座で2013年から2014年に上演されるオペラ、バレエ8演目を映画館で上映するODS企画『パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイング シーズン2 2013~2014』の公開記念トークイベントが21日、TOHOシネマズ日本橋で行われ、来日しているパリ・オペラ座バレエ団エトワールのオーレリ・デュポンと、パリ・オペラ座バレエ団芸術監督のブリジット・ルフェーブルが登壇した。
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デュポン、ルフェーブルともに今年度限りでの引退を表明。本イベントが日本で二人が同じ場所に会する最後の機会となるかもしれないとあって、会場はバレエファンを中心にほぼ満席。観客は都内初導入の「ドルビーアトモス」 による立体的なシネマ音響と、巨大スクリーンでデュポンが2007年に出演したバレエ「ラ・シルフィード」を堪能した。
デュポンは登壇すると映画館でバレエを楽しむ今回の企画について「こういうアイデアは素晴らしいです。バレエが世界中を旅することができます。今はYouTubeもありますが、やはりスクリーンの美しい映像でバレエを楽しんで欲しい」とコメント。ルフェーブルも「映画になることで日本のみなさんにも近づくことができます」と本企画を歓迎し、見所として8演目の中から「白鳥の湖」と「眠れる森の美女」を挙げ、「この二つの作品には共通して、本物があり、技術の高さがあります。映像ならではの見え方も楽しめて、映像化してくださった監督に本当に感謝しています」と述べた。
デュポンはトークイベント後、改めて日本に来た感想を問われ、「日本は私にとって第2の故郷」と発言。「初めて来たのは10歳のときで、パリ・オペラ座バレエ学校での公演でした。それから、もう何度日本で踊ったかわかりません! 日本が大好きです」とコメント。ルフェーブルも「日本に来るのはいつもとてもスリリング。日本の皆さんはとても誠実で、私は日本に来るのが大好きです!」とファンへ向けてメッセージを送っていた。(取材・文 名鹿祥史)
『パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイング シーズン2 2013~2014』はTOHOシネマズ日本橋ほかで公開中