アイス・キューブ、故ポール・ウォーカーさんの受賞は裏操作と非難
映画『21ジャンプストリート』でディクソン警部を演じていたアイス・キューブが、MTVムービー・アワードでポール・ウォーカーさんとヴィン・ディーゼルが最優秀オンスクリーン・デュオ賞を受賞したことに異議があるとコメントした。
アイス・キューブ出演映画『ART of RAP (アート・オブ・ラップ)』場面写真
映画『ライド・アロング(原題) / Ride Along』で共演したケヴィン・ハートとのデュオが同部門でノミネートされていたアイスは、「賞を奪われた。MTV、恥を知れ」とUSA Today紙のインタビューで語り、「ノミネートされた人たちの中では俺たちが一番相性の良さを見せていた。受賞できなかったのはクレイジーだ。俺たちこそ最優秀オンスクリーン・デュオだ」と言い切った。
ただ、彼はポールさんたちの演技力を評価していないわけではなく、「彼が亡くなる前に与えるべきだった」と付け加えたが、同情票による受賞であるとの思いは隠さなかった。
アイスは授賞式の前に「今、MTVムービー・アワードに向かう途中、俺とケヴィン・ハートが受賞しなかったら、裏で操作されていることは明らかだな」とツイート。受賞を逃した彼は授賞式を途中退席し、会場を後にしている。理由については「気分がのらなかった。こういうものに出席するようになって25年になる。気分がのらないなら、無理をして苦痛を味わう必要はない。つまらないと思ったら出ていくまでさ」と語っている。(BANG Media International)