長澤まさみ×金城武×チャン・ツィイー出演のジョン・ウー作品、3Dに!
映画『M:I-2』『レッドクリフ』シリーズなどでおなじみのジョン・ウー監督が手掛ける新作『太平輪(米題 The Crossing)』が、3Dに変換されることがVarietyほか複数メディアで伝えられた。
本作は、1949年1月27日に1,000人以上の死者を出した海難事故「太平輪沈没事故」を描いた作品。予算5,000万ドル(約50億円)をかけたこの作品は、中国版「タイタニック」になるのではないかと話題になっている大作。そのストーリーは、数組のカップルの運命を2部作で描いており、キャストには、チャン・ツィイー、ホァン・シャオミン、日本からも長澤まさみ、金城武、黒木瞳らおなじみの顔が出演している。(1ドル100円計算)
そしてこのたび、今作の配給会社ラ・ビジョン・ピクチャーズは、本作を通常の2Dから3Dに変換し、近年中国国内で一挙に増えたシネコンのデジタルや3Dに対応し、より集客しようと決断を下したようだ。
2部作に分かれた今作は、今年の12月に第1部を公開し、第2部を中国の旧正月かバレンタインデーをめどに公開する予定だ。もっとも、中国と一部のアジア圏では2部作になるようだが、その他の海外では1作にまとめて公開するようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)