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松尾スズキ&松田龍平が10年ぶりタッグ!“お金を一切使わない生活”に挑む爆笑コメディー

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10年ぶりに監督・主演という形でタッグを組む松尾スズキ(下)と松田龍平(上)
10年ぶりに監督・主演という形でタッグを組む松尾スズキ(下)と松田龍平(上) - (C) 2015 いがらしみきお・小学館/『ジヌよさらば~かむろば村へ~』製作委員会

 「ぼのぼの」シリーズで知られる漫画家・いがらしみきおの「かむろば村へ」を原作にした映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』(2015年春公開予定)で、劇団「大人計画」の松尾スズキが監督・脚本を、俳優・松田龍平が主演を務めることが明らかになった。テレビドラマ「あまちゃん」では役者として共演した二人だが、監督と主演という形でのタッグは、松尾の長編映画初監督作『恋の門』(2004年)以来、10年ぶりだ。

 原作は2007年から2008年にかけて「ビッグコミック」(小学館)に連載されていた、いがらしみきおの漫画「かむろば村へ」。お金アレルギーになってしまった銀行員が会社を辞め、東北地方の寒村で“お金を一切使わない生活”に挑むさまを描いている。映画化に際しては、松尾が監督・脚本を手掛け、主人公・松田の他、阿部サダヲ松たか子二階堂ふみ西田敏行が出演する。

 松尾は、10年ぶりとなる松田とのタッグについて「龍平と『あまちゃん』で共演したり、最近の仕事を見るに『のってるな!』と思い、10年前のコネの使いどころはここだとねじこんでみました」と説明。そのほかのキャストについても豪華な顔ぶれがそろい、「今回は地方に行ったきりの撮影でまさに逃げ場がない。腹をくくって映画監督に徹するよう、自分に催眠術をかけているところです」と決意を固めた様子を見せた。

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 また、いがらしの漫画を原作としてチョイスした理由を松尾は「一銭も金を使わず生きるという極端なテーマは、過去に発表されたにもかかわらず、 経済的に混迷する現在にピッタリだと思いました」と説明。これには主演の松田も「この現代社会でお金を使わずに生きていけるのか、という題材も楽しみです」とコメントしている。

 原作者のいがらしにとっては、今回が自作初の実写映画化となる。いがらしは「私の作品でははじめての実写映画が、こんなに豪華なスタッフとキャストで実現されるとは信じられない思いです。原作の『なにも売らない なにも買わない ただ生きて行く』というテーマが、敬愛する松尾スズキさんの手によって、どう変化し、化学反応するのかとても楽しみです」と明かすと、「きっとこれからの日本の行く末の影と光を示してくれるものになるでしょう。この映画の完成を見るまでは死ねないな、と思いました」と仕上がりに期待を寄せた。(編集部・福田麗)

映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』は2015年春公開予定

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