セクシュアルマイノリティーの視点から映画を上映!「レインボー・アクション映像祭」が開催
セクシュアルマイノリティーの視点から現代社会を問い直す「第1回レインボー・アクション映像祭」が5月4日~6日に東京ウィメンズプラザ(渋谷区)にて開催される。国内外の映画の上映に加え、関係者によるトークイベントも同時に実施し、普段はなかなか語りにくいことについても語ることのできる場を提供していくという。
同イベントは、映像祭という形式を取ることで敷居を低くし、気軽に参加できるようにしているとのこと。上映作品としては「女による女のためのR-18文学賞」受賞作を金子修介監督が映画化した『ジェリー・フィッシュ』(2013年・日本)や浜野佐知監督の『百合子、ダスヴィダーニヤ』(2011年・日本)といった国内作品のほか、『0メートルの隔たり』(2005年・カナダ)や『分断の街で』(2009年・アメリカ)といった劇場未公開の海外作品がラインナップされている。
また、日活ロマンポルノ映画出身の金子監督とピンク映画出身の浜野監督という異色の組み合わせでのトークイベントも予定されており、本映像祭ならではの企画もちらほら。セクシュアルマイノリティーを題材にした映画祭といえば、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(TILGFF)や香川レインボー映画祭などがあるが、本映像祭はどのような展開を見せていくのか。期待したい。(編集部・福田麗)
「第1回レインボー・アクション映像祭」は5月4日~6日に東京ウィメンズプラザにて開催