怪作『マニアック・コップ』がリメイクへ!『ドライヴ』ニコラス・ウィンディング・レフンがプロデュース
1980年代から1990年代前半にかけて製作されたホラー映画の怪作『マニアック・コップ』シリーズがリメイク映画化される。/Filmが報じた。
『マニアック・コップ』(別題:地獄のマッドコップ)は、スプラッター映画の名作『マニアック』(1980年)のウィリアム・ラスティグ監督が警察官を主人公に据えたホラー映画。濡れぎぬを着せられて獄死した警察官がよみがえり、復讐(ふくしゅう)をたくらむというストーリーとラスティグ監督の演出が見事にマッチし、大ヒットを記録。1990年には続編『マニアックコップ2』が、1993年には第3作『マニアックコップ3/復讐の炎』が製作された。
今回のリメイクでは、映画『ドライヴ』で注目を浴びたニコラス・ウィンディング・レフン監督、そしてオリジナル版のメガホンを取ったラスティグ監督がプロデュース。人気コミックライターのエド・ブルベイカーが脚本を手掛けるという。多くはまだ明かされていないものの、まもなく行われるカンヌ国際映画祭で監督が発表される見込みだ。
『悪魔の赤ちゃん』シリーズのラリー・コーエン、『死霊のはらわた』のブルース・キャンベルが参加するなど、知る人ぞ知るキャスト・スタッフが一堂に集結し、ホラー映画ファンには特に評価の高い『マニアック・コップ』。近年のハリウッドでは『死霊のはらわた』『キャリー』など、往年の名作ホラーをリメイクする流れがあり、本作もその一つに位置付けられるだろう。(編集部・福田麗)