『ゼロ・グラビティ』がV2!GWのレンタル界を制する!
週間レンタルランキング
5月5日付のTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングでは、映画『ゼロ・グラビティ』がゴールデンウイーク中も人気を維持して1位を獲得し、連続首位記録を2週に伸ばした。
サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーという人気スターが出演していることも、レンタル増に貢献したと思われる本作。TSUTAYAのフリーペーパーでは表紙を飾るイチオシ作品だ。
2位も先週と同じく『そして父になる』。レンタルでは決して強くない感動ドラマながら、人気が持続している。こちらもフリーペーパーでは、『ゼロ・グラビティ』に次いで2番目に紹介されるプッシュ作品。3位は初登場の『REDリターンズ』。引退した元CIAエージェントのフランク(ブルース・ウィリス)と相棒のマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)が、かつて関わった極秘計画がもとで、各国の諜報(ちょうほう)機関や殺し屋から命を狙われる。ウィリスやマルコヴィッチをはじめ、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレンら映画ファン好みの豪華なキャストに加え、レンタルに強いアクションということで、コアユーザーの支持を集めたようだ。
11位以下で注目なのは、12位の『怪盗グルーのミニオン危機一発』。先週の22位から急上昇した。ゴールデンウイークでファミリー層の利用が高まり、ランクアップしたようだ。15位には『ウォーキング with ダイナソー』が初登場。恐竜を最先端のCG技術で再現し、恐竜の子育てや大移動といった生態を描くアドベンチャー作品。こちらもファミリー層がレンタルしていると思われる。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『ゼロ・グラビティ』(1位)
2位『そして父になる』(2位)
3位『REDリターンズ』(初登場)
4位『謝罪の王様』(5位)
5位『ハンガー・ゲーム2』(3位)
6位『47RONIN』(6位)
7位『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』(4位)
8位『グランド・イリュージョン』(10位)
9位『悪の法則』(11位)
10位『プレーンズ』(8位)
今週は話題作のレンタル開始がないため、『ゼロ・グラビティ』が3週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)