ダニエル・ラドクリフ、ロードムービーで生真面目&不器用な青年役?
『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが、アメリカの作家デイヴ・エガーズの小説「ユー・シャル・ノウ・アワー・ヴェロシティー(原題) / You Shall Know Our Velocity」の映画化作品に出演する交渉が進んでいるとThe Hollywood Reporterが報じた。
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モーリス・センダックの絵本「かいじゅうたちのいるところ」の小説版を手掛けた作家としても知られるエガーズの本著は、自動車事故で友人を失った、タイプの全く異なる2人の青年が友人の遺灰をエジプトのピラミッドまで届けるという目標をかかげ、世界旅行に出るというストーリー。
ラドクリフにオファーされているのは、2人の青年のうち、生真面目で不器用なウィル役とのこと。映画『キミに遭えたら!』(日本劇場未公開)などのピーター・ソレット監督がメガホンを取り、『欲望のバージニア』などのプロデューサー、マイケル・ベナローヤらが製作を担当する。撮影は2015年春の予定。
ラドクリフは、『アシッド・ハウス』などのポール・マクギガン監督、ジェームズ・マカヴォイと共演の映画『フランケンシュタイン(原題)/ Frankenstein』が2015年10月2日より全米公開予定。『Emma エマ』などのダグラス・マクグラス監督、ブルックリン橋の設計で知られるジョン・ローブリングと父の偉業を継いだ息子を描く映画『ブルックリン・ブリッジ(原題) / Brooklyn Bridge』が現在製作準備中だ。(鯨岡孝子)