美少女がビルから落下&廃墟を超高速移動!近未来SF『ダイバージェント』予告編が公開
全世界で2,100万部以上の売り上げを誇る大人気小説シリーズを映像化した近未来SFアクション映画『ダイバージェント』の予告編が公開され、主人公を演じたシェイリーン・ウッドリーがビル屋上から落下するシーンや、蹴られ、投げ飛ばされながらの格闘映像が披露された。
本作ではたった一度の性格診断テストにより五つの共同体(ファクション)に振り分けられる近未来を舞台に、どの共同体にも該当しない“異端者(ダイバージェント)”であることが発覚した少女が、自分の命を狙う組織と戦うさまが描かれる。映画『リミットレス』のニール・バーガー監督がメガホンを取り、シェイリーンのパートナー役をテオ・ジェームズが務めている。
本作の独特の世界観を築き上げる「アブネゲーション(無欲)」「ドーントレス(勇敢)」「キャンダー(高潔)」「アミティー(平和)」「エリュダイト(博学)」に分類される五つの共同体。本予告ではそれらの共同体の様子が映し出されており、政権を担う思いやりの精神にあふれる集団の「アブネゲーション」は貧しい人々に手を差し伸べ、軍事・警察を担う勇気ある武闘派集団の「ドーントレス」は銃を持ち真っすぐに行進するなど、それぞれの特徴がよく表れている。中でも論理的な集団「エリュダイト」に属する女性を演じたケイト・ウィンスレットの冷たい視線は、まさに彼らの冷静な性格を象徴しているようだ。
またこれまで映画『ファミリー・ツリー』などのドラマ作品に多く出演してきたシェイリーンが、今回挑戦した本格的なアクションも必見。4階以上のビルの屋上から飛び降りたり、ワイヤー装置を使って超高速で廃墟の中を通り抜けたりと、見ている側がヒヤッとさせられるものばかり。本作はすでに、第3部(前編・後編)までの全4部作になることが決定しており、本シリーズを通して彼女がアクション女優として大成していくことも期待できるだろう。(編集部・井本早紀)
映画『ダイバージェント』は7月11日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国公開