石田純一、壱成から再婚の報告受けた
俳優の石田純一が27日、都内で行われた映画『ラスト・ベガス』の公開記念イベントに出席し、先日テレビ番組で交際中の一般女性との近日中の再婚を宣言した息子で俳優のいしだ壱成に「一段と仕事もプライベートも頑張ってほしい」と祝福の言葉を送った。
石田は、「先週、すみれ(石田の長女でモデル)と壱成と(家族)5人でご飯を食べて、『結婚します』と報告を受けました」と明かし、「良かったなと。責任といいますか、そういうものがまた増えて」と喜びのエール。
そして、壱成が石田の妻でプロゴルファーの東尾理子より年齢が一つ上なことから「何が何だかわからないんですよ。一個上の壱成が一個下の理子に向かって『理子ちゃん』でなく『お母さん』と呼ぶので、ややこしくてすみません」と自虐的に笑いを誘う一幕もあった。
そんな複雑な家庭事情に「多少は気にしているんですけど、みんなハッピーだったらいいかな。元気でそろっているのはありがたい」と感謝し、2012年に誕生した息子・理汰郎くんも「本当にかわいい」と話すなど、家族の幸せを噛み締めていた。
映画については、4人のレジェンドというべき俳優が出演する中でも特にロバート・デ・ニーロが好きだそうで、お気に入りの作品には名作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を選択。デ・ニーロよりも10歳年下で今年60歳になった石田は、劇中に10年後の自分を重ねて「青春がすごくビビットだったとある意味、勘違いするけど、年を重ねれば重ねるほど感受性が豊かに鋭くなって、それがすてきだなと思いました」と感想を語った。
同作はマイケル・ダグラス、デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインらオスカー俳優たちが豪華共演を果たしたハートフル・コメディー。老いても気持ちだけは子供時代から変化のない友人たちが、ラスベガスを舞台に大騒ぎする一夜を描いている。(中村好伸)
映画『ラスト・ベガス』は公開中