大泉洋・田村正和・西田敏行・役所広司・満島ひかり!7月の日曜劇場は10人の脚本家×10組の俳優!
7月スタートのTBS日曜劇場(21時~)が10人の脚本家と10組の俳優で1話完結・全10話のオリジナルストーリーを展開する「おやじの背中」に決まり、大泉洋、田村正和、渡瀬恒彦、中村勘九郎、西田敏行、役所広司、満島ひかりら豪華キャストの出演が明らかになった。日曜劇場で各回完結のドラマを連続放送するのは、「おんなの家」(1993年3月28日)以来、約21年ぶり。
大泉洋&役所広司&満島ひかりが出演!「おやじの背中」フォトギャラリー
毎回違う脚本家と俳優を起用するというぜいたくを極めた「おやじの背中」は、各俳優が親子を演じるホームドラマ。「オヤジぃ。」や「パパはニュースキャスター」などを手掛けた八木康夫がプロデュースを担当している。
決定しているキャストと脚本家の組み合わせは、大泉×池端俊策(「時計屋の娘」)、田村×井上由美子(「GOOD LUCK !!」)&岡田惠和(「小公女セイラ」)、渡瀬&中村×鎌田敏夫(「終着駅 トワイライトエクスプレスの恋」)、西田×木皿泉(「野ブタ。をプロデュース」)&倉本聰(「北の国から」)、役所&満島×坂元裕二(「猟奇的な彼女」)。
そのほか、橋部敦子(「Around 40 ~注文の多いオンナたち~」)、映画監督でもある三谷幸喜、山田太一(「高原へいらっしゃい」)が参加する。スタート日や放送順は未定。
2作品は撮影が終了しており、元プロボクサーの父(役所)と父の指導を受けてオリンピックを目指す娘(満島)のストーリーでは、勝負の世界で生きる父娘の葛藤を、対立していた時期もあった父(渡瀬)と息子(中村)の物語では、亡くなった妻であり母に思いをはせた二人の巡礼の旅を描く。
「作家性にこだわったオリジナルドラマの復活を志しています」という八木プロデューサーは、「小説やコミックスの原作もの、サスペンス・刑事ものや医療ものが多く放送される昨今ですが、今回はホームドラマを発信します。かつてテレビは家族の真ん中にあり、みんなでそろってドラマをご覧いただいていました。そんな夜が再び訪れることを願っています」とメッセージを送っている。(編集部・小松芙未)