『アバター』シルク・ドゥ・ソレイユが舞台化 2015年上演予定
シルク・ドゥ・ソレイユが、ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』(2009)にインスパイアされたアリーナツアーを、2015年後期から行う予定であることがわかった。シルク・ドゥ・ソレイユが発表した。
同ツアーは、キャメロン監督やジョン・ランドーらの映画製作会社ライトストーム・エンターテインメントの協力のもと、シルク・ドゥ・ソレイユが製作し、世界中で上演される予定。
シルク・ドゥ・ソレイユのダニエル・ラマールCEOとキャメロン監督は、モントリオールで行われたクリエイティブ産業を中心とした国際ビジネス会合イベントのC2MTLで同ツアーについて言及。ラマールCEOは、約5年前に『アバター』の編集室にいたキャメロン監督を訪れたことがきっかけだったと明かし、「シルク・ドゥ・ソレイユが生の舞台で感動的なアバターの世界を切り開くことができて感激しています」と喜びを見せた。
キャメロン監督は、「わたしは長年にわたり、シルク・ドゥ・ソレイユにはアーティストたちの並外れた才能と想像力やクリエイティブな力があると感じていました」とシルク・ドゥ・ソレイユに信頼を寄せるとともに、「わたしたちは観客に新たなレベルのエンターテインメント体験を提供することを目的としています。わたし自身この企画の実現が楽しみです」と同企画への思いを語った。
現在『アバター』は続編3部作の製作も決定しており、主演のサム・ワーシントンや、ヒロインのゾーイ・サルダナの続投も報じられている。3部作の全米公開は2016年から2018年にかけて予定されており、舞台版はそれよりも早く観ることができそうだ。(編集部・井本早紀)