「ゆかいなブレディ家」お手伝いさんアリス役女優、死去 88歳 自宅の浴室で頭を強打
テレビドラマ「ゆかいなブレディ家」でお手伝いさんアリスを演じていたアン・B・デイヴィスさんが、現地時間6月1日、テキサス州の自宅で亡くなった。88歳だった。TMZ.comなどが報じた。
アンさんはその前の晩に、自宅の浴室で転んで頭を強打。意識が戻ることなく亡くなったとのこと。ルームメイトによれば、彼女は亡くなる直前まで、88歳にしては非常に元気に過ごしていたという。
アンさんは1950年代に、テレビドラマ「ザ・ボブ・カミングス・ショー(原題) / The Bob Cummings Show」で2度のエミー賞を受賞。その後『恋人よ帰れ』などの映画にも出演した。
そして1969年から1974年まで「ゆかいなブレディ家」で演じたアリスは、全米で愛されたキャラクターとなった。74年の番組終了後も同ドラマの特番があるたびにアリス役で出演したアンさんは、まさにメイド役の代名詞として人々に親しまれていた。(澤田理沙)