『私の男』二階堂ふみ、ニューヨーク・アジア映画祭でライジング・スター・アワード受賞！
桜庭一樹の直木賞受賞作を映画化した『私の男』の二階堂ふみが、現地時間27日より開催される第13回ニューヨーク・アジア映画祭で、これからの活躍を期待する若手俳優に贈られるライジング・スター・アワードを受賞することがわかった。ニューヨーク・アジア映画祭は北米有数のアジア映画祭で、ライジング・スター・アワードには『ミロクローゼ』の山田孝之（第10回・2011年）と『モテキ』の長澤まさみ（第11回・2012年）が輝いている。
1日に故郷・沖縄で行われた沖縄先行上映会に出席した二階堂は「とてもうれしいです。映画祭で着るためのビンテージドレスを今回、沖縄で購入してしまいました」と受賞の喜びをコメント。「今回の受賞は、わたしの力というより、監督や作品の力でいただけた賞だと思っています。これからも自分を過信せず映画と関わっていけたらと思います」と謙虚に語っている。
『私の男』は、孤児となった少女（二階堂）と、彼女を引き取ることになった遠縁の男（浅野忠信）の禁断の愛を、『アンテナ』などの熊切和嘉監督が描き出したサスペンス。同作は今月19日より開催される第36回モスクワ国際映画祭の、グランプリ、主演男優賞、主演女優賞などが選ばれるメインのコンペティション部門に日本から唯一正式出品されている。（編集部・市川遥）
第13回ニューヨーク・アジア映画祭は現地時間6月27日～7月14日まで開催
映画『私の男』は6月14日より新宿ピカデリーほか全国公開