特車二課メンバーが人質事件に挑む!実写版「パトレイバー」第3弾予告編公開!
7月に公開される「機動警察パトレイバー」の実写化プロジェクト第3弾『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第3章』の予告編が公開された。人間型作業機械レイバーによる犯罪を取り締まる「特車二課第二小隊」3代目隊員たちの活躍を描く本作。予告編では、テロリストによって人質にとられる隊員たちや、往年の怪獣映画そのものの演出など、前作以上にユニークな映像が展開する。
映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第3章』予告編
長らくシリーズに携わってきた押井守を総監督に、全12話を7章に分けて順次劇場上映、2015年のゴールデンウイークには長編劇場版の公開を予定している同プロジェクト。第3章は、エピソード4「野良犬たちの午後」とエピソード5「大怪獣現わる 前編」の2編で構成されている。
「野良犬たちの午後」では、特車二課の生命線ともいえるコンビニを舞台に、買い出しに駆り出されたレイバー操縦担当の主人公・明(真野恵里菜)が、重火器で武装したテロリストと遭遇。とらわれの明を探しにきた佑馬(福士誠治)や山崎(田尻茂一)までも人質にとったテロリストと、「特車二課」の攻防が描かれる。
予告編では、第二小隊の後藤田隊長(筧利夫)が事件解決のため秘策を練る場面や、その美貌と一見やる気のない態度で異彩を放ってきたカーシャ(太田莉菜)が、ナイフを持ったテロリストと格闘する様子が映し出されており、これまで目立って描かれなかった隊員たちの活躍にもスポットが当たることになりそうだ。
一方、熱海を舞台にした怪獣騒動を前後編で描く「大怪獣現わる 前編」の予告編は、特徴的なテロップや「特車二課」整備班長シバシゲオにふんする千葉繁による特徴的なナレーションも相まって、昭和の怪獣映画を思わせるレトロな仕上がり。初期のオリジナルビデオ時代から、さまざまなジャンルの作品からのパロディーが伝統となっている「パトレイバー」らしい、押井ワールド全開の内容を予感させる。(編集部・入倉功一)
『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第3章』は7月12日より新宿ピカデリーほかにて全国順次上映