サム・ライミ監督、戦争映画に挑戦か?アフガン紛争ノンフィクションを映画化へ
『死霊のはらわた』『スパイダーマン』といった作品で知られる鬼才サム・ライミ監督が、アフガニスタン紛争を題材にしたノンフィクションの映画化作品のメガホンを取るかもしれない。
Varietyによると、ライミ監督はジェイク・タッパーのノンフィクション「ジ・アウトポスト:アン・アントールド・ストーリー・オブ・アメリカン・バロー」の映画化作品をプロデュースすることが決定。ライミ監督はまた、自身がメガホンを取ることも視野に入れているという。
原作は、アフガン紛争真っただ中の2009年10月、アメリカ軍側に8人の死者と27人の負傷者を出したカームデーシュでの戦いを題材にしたノンフィクション。53人のアメリカ兵が約400人のタリバン兵士に立ち向かうさまをつづっている。映画化にあたっては、2010年の映画『ザ・ファイター』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたポール・タマシーとエリック・ジョンソンが脚本を担当する。
ホラーから始まり、コミック原作、アクション、サスペンスなど多岐にわたるジャンルで功績を残しているライミ監督だが、もしもメガホンを取ることになれば、監督作としては初の戦争映画。大スペクタクルが期待されるだけに、ライミ監督が手掛けた戦争物を観てみたいというファンは少なくないだろう。(編集部・福田麗)