高橋みなみ、AKBドキュメンタリーで襲撃事件描くこと「避けては通れない」
人気アイドルグループAKB48の高橋みなみが3日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』の公開前夜祭に、メンバーの渡辺麻友、柏木由紀、島崎遥香、小嶋陽菜らと出席。約1年半の活動を追った映画の中では、5月25日に岩手県の握手会で起きた、メンバーへの傷害事件も取り上げられており、高橋は「これはドキュメンタリー映画である以上は避けては通れない出来事でした」と事件に触れることの必然性を語った。
本作は、AKBメンバーたちの生き残りを懸けたサバイバル合戦や、ステージの貴重な舞台裏を描くシリーズ第4弾。およそ1年半、彼女たちに密着し、怒とうの大組閣や総選挙、グループの看板である大島優子の卒業などを通して、メンバーたちが直面する現実や素顔に迫っていく。この日はメンバーの横山由依、北原里英、木崎ゆりあ、加藤玲奈、岡田奈々、倉持明日香、西野未姫、向井地美音、そして高橋栄樹監督も登壇し、それぞれの1年半を振り返った。
「第6回AKB48選抜総選挙」で昨年の女王・指原莉乃を破り堂々の1位に輝いた渡辺は、ファンへ感謝の言葉と共に「昨年も1位を取ろうと思って挑んだけど取れなくて、その悔しさがあったからこそ、バネにしてこの1年間は1位を目指して全力で頑張ってこられました。1位を取れたことは今まで生きてきた中で一番うれしかったし、7年間メンバーとして頑張ってきたことは無駄じゃないんだと感じました」と喜びをかみしめた。
また、大組閣で兼任が決まりNMB48メンバーとしても活動している柏木が「大阪という土地柄もあってか、楽屋で笑いを後輩に求められたり、チーム最年長なので『ゆきりんさん、年ですもんね』って面と向かって言われたり」と自虐的に語ると、高橋が「BBAいじりされているんですか? ババア?」と突っ込む一幕も。さらに前作の舞台あいさつにも登壇していた島崎が、今回は自分より若いメンバーが登壇していることに触れて「わたしもそういう年齢になったんだなと思いました」としみじみ。すかさず高橋が「ババアって言いたいの? ちょいちょい傷つくな」と過敏に反応して笑いを誘っていた。(中村好伸)
映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』は7月4日より全国公開