佐藤健、『るろ剣』初日にハイテンションで“祭り”宣言!
映画『るろうに剣心 京都大火編』の初日舞台あいさつが1日、都内で行われ、主演の佐藤健をはじめ、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、江口洋介、藤原竜也、大友啓史監督が登壇した。ついに迎えた初日とあってハイテンションの佐藤は「今日から祭りが始まります。今年の夏は『るろうに剣心』の夏にしましょう!」と会場を盛り上げた。
上映後の舞台あいさつに佐藤は「何だか気まずいです」と照れ笑い。「上映前ならお客さんがどんな温度感で僕たちを迎えてくれるか想像がつく」と話し、「いつもならワ~っていう声があるけど、スンッと入って来られた」と普段と違う空気に戸惑いを隠せない様子。思わず「今、どんな感じなの?」と客席に問い掛けると、観客は大きな拍手で応え、佐藤を喜ばせた。
ベテランの江口でさえも「コミュニケーションが取れないギクシャクした舞台あいさつ」と評する本イベント。劇中、激しいバトルが展開されるとあって「結構きちゃっていると思う」と観客を心配しつつも、「美術さんやいろんな人の技術が詰まっているので大画面で観てほしい」とアピール。また「健を中心にスクラムを組むにふさわしい俳優になった」と俳優・佐藤の成長ぶりを絶賛した。
この日、強豪ひしめく夏休み興行のトップを目指すべく、日本一高い山・富士山の頂上から生中継も実施された。前作に次いで“リアルるろう人”として全国を横断している俳優・長尾卓也がスクリーンに登場すると、キャスト陣からは「本当に登った!? おめでとう!」と驚きの声が飛び交った。
さらに、北米プレミア(ファンタジア国際映画祭 / カナダ・モントリオール)&アジアプレミア(フィリピン / マニラ)の開催決定も発表されると、佐藤は「世界を視野に入れていたのでうれしい」と満面の笑み。
最後に2部作の後編に触れ「9月13日(『るろうに剣心 伝説の最期編』公開日)までモチベーションをキープしていただいて、(落ちそうで)やばいと思ったらもう一度観てください」と期待もあおっていた。
本作は、和月伸宏原作による大人気コミックの映画化第2弾。“人斬り抜刀斎”こと緋村剣心(佐藤)と宿敵・志々雄真実(藤原)との激闘を描くアクション大作。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『るろうに剣心 京都大火編』は公開中