ぱるる、巨匠の主演ゲット!
AKB48の“ぱるる”こと島崎遥香が同グループの全メンバーを対象にしたオーディションを勝ち抜き、ホラー映画の巨匠・中田秀夫監督の新作で主演女優を務めることが明らかになった。
このオーディションは総勢300人以上が参加し、島崎は同じく最終審査に残った柏木由紀や松井玲奈などの人気メンバーの中から見事主演の座を手にした。この結果は30日に放送されたラジオ「AKB48のオールナイトニッポン」の生放送中に中田監督がサプライズで出演し、島崎に直接電話で伝えた。
主演が決定した島崎は「とても驚いています。オーディションはAKB48のオーディションに続き人生2回目だったのでとても緊張しました。でも、2次・3次と残っていく中で『ここまで来たなら合格したい』という思いが強くなり、最終審査に臨んでいたので、うれしいです。頑張りたいと思います」と喜びを語った。
『リング』『クロユリ団地』など数多くの大ヒットホラー映画を手掛けてきた中田監督は、島崎を起用した理由について「島崎さんは『アンバランスな魅力』にあふれています。自分の潜在能力の高さを自覚せず、どこか自信なさげな表情をしたり、その一方で自分を全く飾ろうとしない率直さに感じ入りました。自分がこれでいいのかという不安と、逆にわたしはこれでしかないという潔さの同居は彼女の瞳に現れています。この彼女の最大の魅力を十全に引き出してみたいという野心に駆られています」と明かした。
作品に関しては「20年くらいホラーをやってきておりますが、今回はJホラーの枠を飛び越えて、今までの自分とは違う、スピード感のあるジェットコースター的なホラーにしたいと意気込んでいます」と新たな挑戦への熱意を見せた。
内容や作品タイトルなどの詳細は未定だが、完全オリジナル作品であることは決定している。島崎と中田監督による新たなホラー映画の公開は2015年以降を予定している。(編集部・吉田唯)