元祖・貝殻ビキニの武田久美子、レディー・ガガに「パクられた」
かつて貝殻ビキニで一世を風靡（ふうび）したタレントの武田久美子が13日、都内で行われた映画『クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落』の公開記念イベントに出席。前日、来日したレディー・ガガの衣装が、シースルータイツの上に貝殻の模様をビキニのようにあしらったものだったことについて「パクられたかなって思った」とちゃめっ気たっぷりに語った。
1989年に貝殻ビキニのグラビアで伝説となった武田は、貝殻ビキニのパイオニアとしてガガの衣装について感想を求められると「パクられたかなって思った。冗談ですけど」と照れ笑い。原宿でも貝殻ビキニ風のTシャツが売られていたのを見掛けたといい、「今はやっているみたいですね。（竹下通りで見掛けて）わたしも買わなきゃいけないって思いました」とコメントした。
武田は現在、アメリカ人実業家の夫と離婚協議中。「10年以上結婚していましたけど、人生まだまだこれからだと思っているので、気付いたときに再スタートを切れてよかった」と心境を述べ、「（夫とは）現在は一緒に住んでいません。別居というわけでもありません。アメリカでは2か月離れて暮らしているだけで、離婚と見なされるので」と結婚生活に完全に終止符を打ったことを強調。協議中の内容についても「（相続など）夫婦で共有しているものの片づけが残っているだけ」と説明した。
現在は11歳のまな娘と、シングルマザーとしてサンディエゴで生活している。新しい恋については「落ち着いたら。合う人がいれば」と特定の相手はいない様子。今は子育てに夢中だといい「芸能界で忙しかったときより、今のほうが忙しいくらい」と笑顔を見せていた。
本作は、大富豪に成り上がった夫婦が、アメリカンドリームの頂点から転落していく過程を追ったドキュメンタリー。（取材・文：名鹿祥史）
映画『クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落』は8月16日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開