悲鳴に近い歓声…三代目JSB登坂、ストレートな愛の告白
16日、女優の能年玲奈が、丸の内ピカデリーにて行われた映画『ホットロード』初日舞台あいさつに登壇した。この日の模様は全国216スクリーンで同時中継され、感想や質問ツイートが舞台背後に映し出されるという演出に、能年は「今日はしっかり話したいと思います」と口下手返上(!?)を誓い会場を沸かせた。本舞台あいさつには、登坂広臣(三代目J Soul Brothers)、木村佳乃、小澤征悦、鈴木亮平、太田莉菜、落合モトキ、竹富聖花、そして三木孝浩監督も登壇した。
軽快なトークを宣言した能年だったが、小澤から「このテンポ感がいいんですよ。こちらが質問すると7秒後ぐらいに反応が返ってくる。劇中、僕の気持ちが伝わらないシーンがあるのですが(能年の反応がリアルで)芝居にいかせました」と突っ込まれ、苦笑い。
また撮影時期が12月だったことから、能年が共演者にクッキーやチョコレートの入ったクリスマスプレゼントを配ったというエピソードが明かされると、しばらくの間の後「皆さんが頑張っていらっしゃったので、モチベーションが上がるかと思って配りました」と能年は説明。しかし「竹富さんはお返しに駄菓子をくださってうれしかったです」と竹富が照れるようなエピソードを話し、「10円だったんです……」と竹富は苦笑い。相変わらずの能年ワールドを展開していた。
一方の登坂は「普段の登坂さんは、劇中の春山(演じた役名)みたいにストレートに告白しますか?」というツイートがあると、照れながらも「春山みたいに強くは言えませんが、駆け引きが嫌いなので、好きなら好きってストレートに言います」ときっぱり。先輩・鈴木から「どんなふうに言うの? やってよ!」とムチャ振りされると「そういうこと言いますか!」と抵抗しつつも「好きなんだけど、付き合ってくれない?」と発言し、場内の女性ファンからは悲鳴に近い歓声が上がった。
本作は、紡木たく原作の同名人気コミックを実写映画化した青春ドラマ。切なく、そして激しい純愛と友情を描いた物語で、能年は「青春が詰まった映画。心に響いてくれたらうれしいです」と作品をアピールしていた。(磯部正和)
映画『ホットロード』は全国公開中