ウーマン村本が俳優デビュー!松雪泰子をボコボコにする異常な犯人を怪演!
人気お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が、竹野内豊の主演最新作『at Home』に誘拐犯役で出演していることがわかった。村本は今回が映画初出演。俳優デビューに「もうお笑いをやめて、来年からは俳優一本でやっていきたいですね!」と意欲満々だ。
泥棒や結婚詐欺などの犯罪で生計を立てている血のつながっていない家族が、誘拐された母親を命懸けで奪還しようとする姿を描く本作。村本は松雪泰子が演じる“母さん”皐月に結婚詐欺の標的にされ、だまされたことに逆上して皐月を誘拐、壮絶な暴力を加える異常な犯人を熱演する。
自身の役柄について村本は「すごい役ですよ。なんせ松雪さんをボコボコにするんですから。当たったらどうしようかと、ほんまに怖かったです」と説明。ゲス芸人としても知られる村本なだけに、松雪についても、「松雪ちゃん」と距離感なし! 「めっちゃきれいで近づくだけで緊張するのに、二人のシーンがめっちゃ多いんですよ。でもね、僕にやたら優しいから、ちょっといけるんちゃうかと。もしかしたら、この映画をきっかけに熱愛に発展するかも」とゲス発言も飛び出した。
撮影初日には、皐月と高級料理店で二人きりの食事を楽しむシーンに臨み、高級スーツに身を包み七三分けという、いつもとは全く違う雰囲気で登場。早口漫才の癖が出るのか、監督から「もっとゆっくり話してください」という指示が飛ぶと「普段は滑舌の悪さを早口でごまかしているんですが、ゆっくり話さなければいけなくて。こんなに(自分は)滑舌が悪いのかと思いました」と苦笑い。それでも緊張を見せることなく、フランス語も交じる難しいセリフを操り、大物女優を前に堂々とした演技でTHE MANZAIチャンピオンの度胸を見せつけた。
クランクアップ後にはすっかり自信もついたようで、俳優業にも可能性を見いだした様子。「映画に出たのは初めてだったんですが、俳優さんの難しさをあらためて知りました。相方の中川パラダイスにはできないでしょうね。この映画が公開されたら、吉本のゴリ押し芸人役者として本格的に役者の道に進みたいですね。コンビも解散しないと!」と熱弁を振るっていた。
本作は、本田孝好の人気同名小説を映画化。『未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』の蝶野博監督がメガホンを取る。(編集部・森田真帆)
映画『at Home』は2015年公開予定