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新『シン・シティ』完璧なキャラ完成!ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ジョセフ・ゴードン

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思いのほか時間がかかっちまったぜぃ。-フランク・ミラー
思いのほか時間がかかっちまったぜぃ。-フランク・ミラー

 2005年に公開され、その斬新な映像で世界中を席巻した映画『シン・シティ』の待望の続編『シン・シティ:ア・デイム・トゥ・キル・フォー(原題) / Sin City: A Dame to Kill For』について、原作/共同監督を務めたフランク・ミラーが語った。

映画『シン・シティ』写真ギャラリー

 本作は、コミックシリーズに含まれる“Just Another Saturday Night”と“A Dame to Kill For”、さらにフランク・ミラーが映画のために執筆したオリジナル作品“The Long Bad Night”と“Nancy's Last Dance”による4部構成で描かれている。ロバート・ロドリゲスとフランク・ミラーが共同監督を務めた。

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 前作から9年がたつが、その理由は「弁護士を通したスタジオとの交渉や製作資金の調達などさまざまなことが起きた。最終的にワインスタイン兄弟が自身の製作会社ワインスタイン・カンパニーを設立して救ってくれた。実は僕とロバート監督は前作製作後には、すでに続編製作の準備をし、脚本もすぐに出来上がる予定だったんだ」と予想外の時間の経過だったようだが、3作目はすぐに公開できると明かした。

 そんな時間を掛けたことで生まれた利点は「今作にはオリジナルキャストと新キャストが含まれるが、製作に時間を掛けたことで、キャスト全員が『シン・シティ』の世界観をじっくり(映画やコミックで)観察してくれた。そのため、オリジナルキャストのジェシカ・アルバミッキー・ローク、ロザリオ・ドーソンは信じられないほど完璧に役柄を仕上げてきた。さらに新キャストのエヴァ・グリーン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ジョシュ・ブローリンは、完璧に『シン・シティ』を把握して参加してくれた。全体的な効果としては、時間を掛けたことで力強い作品になったし、僕の執筆した脚本の台詞に対しても俳優は混乱せず、僕が手掛けるフィルムノワールの不思議な世界観も彼らは事前に理解していた」と相乗効果があったようだ。

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 ロバート監督との再タッグについて「彼は3人居る僕の4人目の兄弟のようで、前作から非常にウマが合った。今作も、まるでその前日から会話していたかのように自然な流れで再開できた。僕とロバートは共に時間を掛けて俳優の演出を試みるが、彼の方が撮影の技術面にかなり時間を掛け、彼は今作では製作者/編集者/撮影監督も務め、僕より俳優たちと親密に話していた」とロバート監督の演出を評価した。

 映画は、フランク・ミラーが新たなストーリーを加え、コミックファンだけでなく、さまざまな層の観客を喜ばせる要素が含まれている。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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